Flash Liteを利用したビジネス〜B2B編

Flash Liteは間違いなくMobile Web Experienceに革新をもたらしたと思う。


モバイルWebでリッチインターフェースを実現するためには各キャリアが異なるブラウザを使用していて、現状ではブラウザ依存のあるAjaxはほとんど利用されていない。そのためFlash Liteがモバイル向けリッチインターフェースを構築する主役となっている。


日本では95%以上の携帯端末がFlash Liteを搭載していることもあって、他国では見られないFlash Lite関連の面白いビジネスモデルが誕生している。


まず、Flash Liteを使用してWebインターフェースとを構築しているサービス。各キャリアの公式サイトでも利用されているが、自分の中では、ナンバーポータビリティ開始あたりに誕生したEC Real Readerが先駆けてFlash LiteのWebインターフェースとしての可能性を示した。このあたりからFlash LiteのWebでの利用が急速に普及しだしたと感じている。


一番企業が注目しているのはFlash生成サービス。ECサイトが主なターゲットで、Flash Liteに関連したB2Bでは一番の激戦区と思われる。Flash Lite形式で商品ページなどを生成することで、ユーザーは商品画像を動的に拡大、縮小できるようになる。有償サービスのみ確認できた。


主なプレイヤーは、


個人的な予想では、

  • 楽天Amazonなども近いうちこういった技術を導入し、モバイルコマースが更に浸透していく。
  • 有料で差別化ができなくなり、無償提供する会社が出てくる。
  • ECサイトの大半がリッチインターフェースで構築される。
  • 国外でも同じビジネスモデルが普及する。


日テレでFlash広告が展開されたりなど、他にも色々なビジネスモデルが登場してきそうです。Flash Liteは欧州でも相当普及しているはずなのだけど、どうやって利用されてるのだろう。