iPhone大浸透は2年以内に起こりそう

iPhoneが大幅な値下げをするかもしれないらしい。

3G版「iPhone」が6月に発売された場合、AT&Tは199ドルで販売する予定だ、とFortuneが伝えている。


もしこれが本当であれば、携帯を買い替えるスパンの2年以内に圧倒的な数のユーザーがiPhoneを持つことになる。年齢に関係なく、世界中で。デザイン重視の若者も、Blackberryを愛用してきたビジネスパーソンも。


2年後といったら世界主要国で3Gもしくは4Gが本格的に普及し始めているはず。そして現在905シリーズを使っている日本のユーザーやモトローラ端末を使用している10代の買い替えも今年、来年には確実に大きく動くはず(もう動いている感じもあるけれど)。考えればモバイル業界では色々なものが2年前後で次の段階へ移行する。


開発者は今のように対応キャリアや絵文字、ブラウザー依存などに悩まずにでっかい市場にサービスを投入できるようになる。本当に素晴らしいこと。Androidまわりもヒートアップしてきて期待できるが、iPhoneの2010年までのインパクトに比べたらたいしたことないんだろうなと感じる。


サービスプロバイダーの視点からみると、ネイティブにするかウェブにするかだが、こればかりは用途次第になりそう。ただ、Adobe AIRFirefoxのPrismのような両方に対応したものが台頭してきそう。


ようやく本当のモバイルビッグバンの様相が見えてきた気がする。