モバイルWebサービスの近未来
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080410/1000781/
を読んで、モバイルWebサービスの今後について考えてみた。
中島さんの「おもてなしの経済学」の中でも触れられているが、様々なPCデスクトップアプリがWebサービス(ソフトウェア)化している。FlexとAjaxの普及がこの動きを更に加速させている。Flex ShowcaseではFlexで構築されたWebサービスを紹介しているのだけど、本当に色々あってびっくりした。オフィス系はもちろん、画像編集からUMLモデル、ウィジェット作成まで、オンラインで無料で利用できる。
無料Webサービスの流れは間違いなくモバイルにも押し寄せてきているが、本格的な普及にはまだ時間がかかりそう。現状だと、各キャリアに対応しつつリッチインターフェースを持つWebサービスを作るにはFlash Liteを利用する以外にないし、そのFlash Liteにも色々制限がある。HSDPAなど高速モバイル通信の普及にもあと少し時間がかかるみたい。
次にモバイルWebエクスペリエンスに大変化が起こるのは現在のPC向けWebサービスに匹敵するものが携帯上に現れてる頃で、時期的には早くても2009年半ばか2010年頃になるのでは、と個人的には見ている。その頃にはスーパー3Gが普及していて、インターフェース構築技術にも進展がみられているはず。AndroidやFlash Homeの台頭、ブラウザを取り巻く状況も大きく変化している頃じゃないかと勝手に推測しているがどうなるだろう。
その前にiphoneが与える色々な面で衝撃を与えるのだろうし、各キャリアとメーカーの対応が気になる。