slide.comのマーケティング

口コミなどで製品やサービスが広まることをバイラルマーケティングといって、近年注目を集めている。

Facebookでも絶大な人気を集めているslide.comについて、以下のエントリーが面白かった。

Slide.comの強みは何か?という点が興味深い。 単にスライドショーを作成できるツールは山ほどがあるが、Slideの強みはそのマネジメント手法にあるということだ。 Paypalで培ったバイラルマーケティング方法論を活用しているといっていた。バイラルといっていうのは簡単だが、実際行うのが難しい。 科学的にアプローチをしている。 スライドショーのテンプレートもどれが人気か?とか徹底的に分析しているようだ。

最初の疑問は、こういった分析がアメリカ国外も対象として行われているのかということ。slide.comはアメリカだけじゃなくて世界中で使用されている。また、クライアントサイド(「こちら側」)のメモリやCPUなどのスペックはどの程度を上限として開発しているのだろう。

Rockyouもそうだけど、こういった「飛び道具」的なウェブパーツは、ユーザーのブログやSNSページそのものがデモだから、とてつもない伝染力を持っているのだと思う。国際的なバイラルマーケティングの見本として、とても見習うものがあるので、機会があればまた掘り下げてみていきたい。