オープン志向の再認識

Silicon Valleyで会うGeekは皆クラウドソースについて熱く語る。彼らは時代がオープン志向に向かっていることを心から喜んでいて、その話となると目を輝かせて熱く語る。そこに対するビジネスチャンスとかには一切触れずに。

最近の話題の中心はやっぱりAndroidiPhone、そしてRails。ただ、自分の周りではPure Geekはモバイルにそこまで興味を示さない。WAPが貧弱なのとインフラが遅れているのが原因のよう。それでも昔に比べて注目度は上がってるなと感じる。一方、ビジネス寄りのGeekはモバイルの可能性に魅せられている。Smartphoneを多用している彼らだからこそ感じるものがあるのだろう。

エンジニアがいるからWebが良くなる。そんな彼らを惹き付けるのがオープン・テクノロジーであるのだから、「閉ざされた技術」をもつ会社が流行らないのも理解できるし、MicrosoftAdobeオープンソースに注力している理由もよく分かる。こういう面でみると、自分みたいな人間から見てもWebは間違いなくいい方向に向かっていると改めて実感する。